Shirosame / しろさめ

1997年生まれ。東京都在住。武蔵野美術大学油絵学科卒業。

透明水彩やアクリルパネルを用いて、動物と人間が暮らす日常を描く。繊細ながらも生き生きと描かれたひとや動物たちのぬくもりを感じさせる作品で絵本などの出版物を中心に活動中。

著書に『やさしいしろくま』(KADOKAWA)、『しろくまにっき』(西東社)、『きみの話を聞かせて』(小学館プロダクション)などがある。

A Letter from Shirosame

作品のメイキングであり、しろさめから届く手紙のような動画シリーズです。

真っ白な画用紙に鉛筆で下絵を描き始め、何度も線を確かめながら線画を整え、透明水彩絵具を滲ませながら丁寧に着彩。絵の具が乾いたらさらに鉛筆で絵に質量を与えていく。一週間以上にわたる制作の様子はまるで紙に命を吹き込んでいくようで、ついつい、じっと息を潜めて見入ってしまいます。

YouTube

しろさめインタビュー

なぜ絵を描くのか。そこに必ず動物がいる理由は。
しろさめが独特な作風で描き続ける理由を掘り下げたインタビューです。

その中で「自分が現実世界に接した時に生じたギャップとか悲しみとかで傷ついたぶん、絵の中で自由に発散したい」、「正気を保つために描いている」といった言葉も飛び出しました。
これを読めば、なぜしろさめの絵がこんなにも優しく癒やしに満ちているのか、そしてシロクマが登場する理由もおわかりいただけるでしょう。

note『動物の隣にいる資格』